
What is Acupuncture
鍼灸治療について



鍼灸とは何か?
鍼灸(しんきゅう)は、鍼(はり)と灸(きゅう)を用いる東洋医学の伝統療法です。身体の特定の点、ツボ(経穴)に刺激を与えることで、体内の「気・血・水」の巡りを整え、自然治癒力を引き出します。
数千年の歴史を持つこの治療法は、ツボが全身の臓器や機能と繋がる「経絡」上にあるという考えに基づいています。鍼を細い針で刺したり、艾(もぐさ)を燃やして温めたりすることで、心身のバランスを調整し、病気や不調の改善、そして健康維持を目指します。現代医学ではアプローチしにくい慢性的な症状にも効果が期待され、世界中で支持されています。


鍼(はり)とは?
鍼治療に使う鍼は、髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じさせません。当院では使い捨てのディスポーザブル鍼を使用しており、感染症のリスクもなく、衛生面もご安心いただけます。熟練の技術で、お一人お一人の状態に合わせて丁寧に鍼を刺入していきます。

灸(きゅう)とは?
灸治療に使うのは、ヨモギの葉を精製して作られた艾(もぐさ)です。艾を燃やしてツボに温熱刺激を与えることで、血行を促進し、冷えや痛みを和らげ、心身のリラックス効果を高めます。直接皮膚に触れない「間接灸」が主流で、心地よい温かさを感じていただけます。

東洋医学の考え方
〜気(き)・血(けつ)・水(すい)〜
東洋医学では、人の身体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素がバランス良く巡ることで健康が保たれていると考えます。
これらが滞ると「陰陽」のバランスが崩れ、様々な不調が現れるとされます。
鍼灸は、この「気・血・水」の巡りを整え、「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの通り道にある「経穴(けいけつ=ツボ)」を刺激することで、身体全体の調和を取り戻し、根本から体質を改善していきます。

鍼灸治療で期待できる効果・症状
WHOが認める
鍼灸の適応疾患の例
神経系疾患
頭痛、三叉神経痛、坐骨神経痛など
運動器系疾患
肩こり、腰痛、関節炎、ぎっくり腰など
消化器系疾患
胃腸病、便秘、下痢、胃炎など
婦人科系疾患
生理痛、更年期障害、不妊症、つわりなど
耳鼻咽喉科系疾患
耳鳴り、めまい、アレルギー性鼻炎など
その他
自律神経失調症、うつ病、不眠症、眼精疲労、冷え性など
もし今、あなたが身体の不調や疲れでお悩みなら、
ぜひ一度当院にご相談ください。
経験豊富な鍼灸師が、あなたの心と身体に寄り添い、
健康な毎日をサポートいたします。
当院では、お客様一人ひとりの状態に合わせた、
丁寧な鍼灸施術を行っております。



